電子書籍における理想の辞書とは

キンドルを使っているが、内蔵の辞書の使い勝手がどうも今ひとつである。
「英辞郎」をパソコンでダウンロードし(1400円程度)、取り込んで使っているが、
カーソルを当てた語の語釈がわずか2行程度しか出ないので、
それで分からないと辞書ページを開き、さらに熟語を調べるには
入力して該当表現をクリックする。
やっと意味がわかったら、いちいち前にもどるバックスペースキーを押さねばならず、
手間がかかること夥しい。
いっそディスプレイを本のように見開きにして、片方のページに辞書ページを出してくれれば、などと思う。
だが、辞書の入力をするとなると、若干肘を張らなければならず、
電車などでははた迷惑である。
カーソルを当てただけで、変化形でもなんでも、原形をすぐに表示してくれて、
派生語・熟語もすぐにたどりつけるような辞書ができないだろうか。
結局私は、キンドルを左に収納し、右ページの外側に紙の小型辞書をブックカバーに両面テープで貼り付けて、
以前社内で本を読んでいたのと大差ない形で読む、紙のキットを自前で作ってしまった。
なんだか少しも進歩した気がしない。
辞書は、紙と内蔵辞書を、場合によって使い分けている。
電子テキストをたくさん収納できたことは、良かったけれど。
電子書籍は、私にとっては、まだまだ未発達の製品である。
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ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

井上孝夫

Author:井上孝夫
多言語の学習・研究、多言語読書を長年続けています。著書に新潮新書『世界中の言語を楽しく学ぶ』『その日本語、ヨロシイですか?』あり。マンガ・イラストの別ブログ「スケッチ貯金箱」もやっています。

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