フランス語会話

通っている語学学校で、
4カ国語チャットカフェというものが開かれた。
お茶を飲みながら、4カ国語の茶話会みたいなものを
開くのである。
いつもはイタリア語しか話していないので、
他の言語(英語、フランス語、スペイン語)でも会話する良い機会と思い、
参加してみた。
前半、後半80分ずつあるのだが、
ちょっと誤算があった。
やはり会話というものは話の流れがあるから、
一旦参加した会話から抜け出すのは難しく、
また途中から会話に入るのも同様である。
結局、すいていたイタリア語から始めたら
80分イタリア語会話に終始してしまった。
これでは4カ国語は無理だと思い、
スペイン語と英語は混んでいたので、
後半はフランス語に参加した。
フランス語は、以前、計数時間レッスンに加わったことがあるが、
まあほとんど会話経験がないに等しい言語である。
しかし意外とスムーズに会話できた。
自分の興味がある諸言語の話から、
最後にはフランスとアラブ世界の話、
北野武の映画についてまで、いろいろ楽しく話せた。
先生が猛烈なスピードになるとさすがに息が切れるが、
やはり昔からいろいろテキストを読んできたのが利いていると思う。
イタリア語と近縁言語なので、ある程度類推がきくというのもある。
また数日前からウォーミングアップとして、
何度も繰り返して聴いた「すぐに話せるフランス語単語集」というのを
復習したのも良かったかと思う。
通訳として話すのを別とすれば、
基本的な会話文(ほどほどの量のもの)を徹底的に聴きこみ、
あとは読書で単語や表現に親しむことで、
いわゆる「役に立つ」会話というのはできるのではないか。
同じものをしつこく繰り返す部分と、
新たな要素を仕入れる部分をバランスよく行うのが肝心だと思う。
その他の主要言語も、その要領でやって行こう。
それよりも「豊富な話題」というものの方が重要かもしれない。
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テーマ : 語学の勉強
ジャンル : 学問・文化・芸術

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No title

「豊富な話題」が会話にはすごく重要だというの、よくわかります。

まだ会話が下手な言語でも、言いたいことがあるとけっこう言えたりするものですね。私は今レッスンで話す機会があるのはドイツ語と韓国語で、韓国語は初級文法レベルですが、言いたいことが多くて、知っている限りの単語をつなげて、めちゃくちゃですがけっこう通じます。

長くやっている中国語の方が会話力はありますが、言いたいことがないとなめらかに出てきませんし、話題がない相手だと日本語だって出てきません。

話題があっても、語彙が少ないと話が滞りがちだから、やっぱり話題の次は語彙でしょうね。基本の語彙をおさえて、更に同じことをいろいろな言い方で言えれば、生き生きとした表現になって、しゃべるのも楽しくなるし、ネイティブの生き生きとした会話も引き出せます。こちらが下手だと、ネイティブの話ももたついてくるのが、何だかおかしいです。

語彙はやみくもに会話学校に行っても、やみくもにテレビやラジオを聴いても、なかなか覚えられるものではありません。たくさん読むことが王道なのかなと思います。

そうしてみると、話題もなく、語彙もなく、漠然と「英語が話せたら」という憧れだけで多くの人が通う英会話学校は、最も能率が悪いのかもしれないと思います。

No title

ドイツ語と韓国語を並行してなさっているんですか。
すごいですね。
私はドイツ語会話の経験は、まだ無いのです。
会話教材はいろいろやりましたけど。
韓国語は、去年家族と韓国旅行をして、
にわか仕込みの会話をしました。
でも結構通じるものですね、現場だと。
いずれ他の言語も会話の機会を持ちたいのですが、
体力がついていきませんね、最近は。
世の中では「役に立つ」語学力が騒がれますけど、
どういう「役」なのか、あまりはっきりしません。
仕事上、交渉や会議で使うのか、
それも社内か対外的なのか。
通訳レベルなのか、日常的な意思疎通ができればよいのか。
目標設定によって、勉強の内容は変わるんですよね。
私の年齢になると、語学の「プロ」(これも曖昧な表現)になる可能性、というものはほぼゼロに等しくなるので、
はっきり言ってビジネス用語など、どうでもいいのです。
日常の、人生の、また文化の話題を楽しく話す、
そのことに必要なものがあればいいと思います。
豊富な話題、は生涯の課題ですね。
でもそれを求めることが、生きがいにもつながるのだ、
と私は思います。
プロフィール

井上孝夫

Author:井上孝夫
多言語の学習・研究、多言語読書を長年続けています。著書に新潮新書『世界中の言語を楽しく学ぶ』『その日本語、ヨロシイですか?』あり。マンガ・イラストの別ブログ「スケッチ貯金箱」もやっています。

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