ダンテ「神曲」のイタリア語

ダンテ「神曲」をつい先だってから
原文で読み始めた。
ダンテのイタリア語は現代イタリア語の基礎にもなったものだというので、
いつか実際に触れてみて(断片的にではなく、まとめて)
その感触を味わってみようと思っていた。
そろそろ年齢も年齢だから、早く始めなくては、と思いつつ、
他の言語の学習や読書に追われて取り掛かれずにいた。
やっと初めてまず思ったのは、
古典の割に読みやすい、ということ。
たとえば、ベアトリーチェが初めて現れる場面の
彼女の言葉、

I' son Beatrice che ti faccio andare:
vegno del loco ove tornar disio:
amor mi mosse, che mi fa parlare.
(私はベアトリーチェです、あなたをお通ししましょう。
 私はその場所〔天国〕から参りました。またそこへ帰ろうと存じます。
 愛が私を突き動かし、(あなたの弁護のため)こうしてお話しさせているのです。)

などは、現代語とそう違わない形である。
もっとも注を読みつつだから、かなり助けられてはいるけれど。
これからも読み続けるので、
気付いたことがあればまた書くつもりである。

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プロフィール

井上孝夫

Author:井上孝夫
多言語の学習・研究、多言語読書を長年続けています。著書に新潮新書『世界中の言語を楽しく学ぶ』『その日本語、ヨロシイですか?』あり。マンガ・イラストの別ブログ「スケッチ貯金箱」もやっています。

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