パラグアイ、グアラニー語。

W杯は、惜敗だった。
パラグアイに最後で突き放された。
さて、そのパラグアイの報道である。
『La Nación』という新聞のHPでは、
“Colapsan internet y servicio telefónico”
(インターネットとテレフォン・サービス崩壊)
という記事があった。
今回の勝利で、海外に住むパラグアイ人、外国メディア、
そしてパラグアイの状況を知りたい外国人がネットと携帯に殺到したらしい。
その他の記事の見出しを見ると、
“Haedo cambió la cara a Paraguay”(アエドがパラグアイの顔付きを変えた)
“Euforia en calle Palma”(パルマ通りの陶酔)
“Paraguay hace historia”(パラグアイ、歴史を作る)
という、自画自賛の記事のオンパレード。
相手国の健闘を讃える、という余裕はあまり感じられない。
もっともパラグアイもベスト8は初めてだというから、これは仕方ないかもしれない。
さて、パラグアイというと、グアラニー語(トゥピ語と呼ばれることもあるが)という言語がスペイン語と並んで公用語になっている。
グアラニー語については、スペイン語で書かれた文法入門書を
読んだきりなので、あまり詳しいことは語れないのだが、
接辞の多い言語である。しかし抱合語のような入り組んだ構造ではない。
しかし前接辞も豊富だし、接尾辞も重なるので、
慣れるのは大変だろう。
しかしそれ以前に教材の入手が難しい。
実務的にはスペイン語で足りるし、パラグアイ文化といっても
どのようなものか、漠然としていて、取っ掛かりが少ない。
学ぶ人は、やはり少ないだろう。
最後に、文法メモから、例文を2、3写す。
Xe xe kyrama.(私は太っている。)
Kúa arape oñenono okyta.(今日は雨が降るだろう。)
Emombeu xeve mbaepa ko reasa kerupi!(何が起きたのか話してごらん。)
スポンサーサイト

テーマ : 言語学・言語論
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

井上孝夫

Author:井上孝夫
多言語の学習・研究、多言語読書を長年続けています。著書に新潮新書『世界中の言語を楽しく学ぶ』『その日本語、ヨロシイですか?』あり。マンガ・イラストの別ブログ「スケッチ貯金箱」もやっています。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード