チュルク諸語の相似度

手元のゲール語教材を、今度はウズベク語のものと取り替える。
ウズベク語というと、チュルク諸語(トルコ語の仲間)の一つだが、
チュルク系の言語はかなり似ている度合いが高い。
ずべてを知っているわけではないから、例外はあるだろうが
(特にヤクート語あたりは)、
それでも西端のトルコ語と、東端のウイグル語で
半分くらい話は通じるらしい
(まあ、このあたりの数値というものは、客観的なものとは言えないだろうが、
学習した実感としては、そう間違っているとも言えないと思う)。
他の言語群でいうと、何に近いだろうか。
そう、ロマンス諸語に似ているかもしれない。
西のポルトガル語と、東のルーマニア語、
充分な意思疎通は難しいだろうが、
断片的にはコミュニケーションが取れなくもないだろう。
もっともルーマニア語は、文法組織がだいぶバルカン化して変質しているから、
むしろそれよりはチュルク諸語のほうが近いかもしれない。
ただ、いくつかやってみて難しいのは、
似たような接辞があるのに、その組み合わせの順序等が微妙に違っていることである。
解釈は容易にできても、自分でいざ運用しようとすると自由に行かないという、
ちょっともどかしい感じ。
これもロマンス語に近いといえば近いかもしれない。
ともかく明日から、もう一度その微妙な感じを味わってみよう。
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プロフィール

井上孝夫

Author:井上孝夫
多言語の学習・研究、多言語読書を長年続けています。著書に新潮新書『世界中の言語を楽しく学ぶ』『その日本語、ヨロシイですか?』あり。マンガ・イラストの別ブログ「スケッチ貯金箱」もやっています。

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