徐々に過ぎて行く

 ずっと前に買った『CDエクスプレス・チベット語』の調べがやっと終わった。現代チベット語は『チベット語会話練習帳』というのをずいぶん昔に調べて、録音も聴いたのだが、今一つ文法的に納得しきれないものがあって、この本も勉強しようと思って始めたものだ。
しかし現代チベット語は手強い。まず、スペルと発音の乖離(かいり)が尋常でなく、ラサ方言の発音を調べるとなると簡単ではない。結局は辞書(中国で発行しているもの)で調べるしかないし、沢山読み書きし、聴き込んで「慣れ」で身に付けるしか方法がないように思う。このタイプの言語は厄介だ。それと、文末の語気詞とか語気表現が豊富で、そこに微妙な時制や相などのニュアンスが込められているので、これを覚えるのも一苦労である。一言で言って「難しい言語」だろう。
しかし時間がかかった調べ物が終わると(もっとも聴き込みはこれからだが)、精神衛生には大変良い。つかえていた他の学習も動く。この後いくつか、次々に調べが終わる物が続きそうで、それが少し楽しみである。やることが増えるばかりだったので、ちょっと楽にもなる。
娘の結婚式も済んだ。人生の他のことも徐々に過ぎて行く。安心はするが、少し淋しい感じもする。まあしかし、済んで行ってくれなければ困るのだ。また次の事にかかるとしよう。しばらくはまだ忙しいだろう。
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プロフィール

井上孝夫

Author:井上孝夫
多言語の学習・研究、多言語読書を長年続けています。著書に新潮新書『世界中の言語を楽しく学ぶ』『その日本語、ヨロシイですか?』あり。マンガ・イラストの別ブログ「スケッチ貯金箱」もやっています。

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