モンゴル語のこと

 モンゴル語の単語帳を浚っている。もうすぐ一回目が終了しそうだ。
 関係のありそうな語彙を線で繋ぐようにして分類しつつ読み進めるのだが、そうそう覚えられはしない。でも何もやらないと、霧がかかったままで永久に先が見えない状態になってしまうので、とりあえずやるのだ。繰り返せばちょっとぐらい覚えるだろう。
 モンゴルは大相撲では話題になるけれども、他の分野ではあまり一般的な話題にはならない。ましてモンゴル語は存在することすら忘れられているような空気すらある。
 横綱白鵬のツイッターを話題にしているのをテレビで見たけれども、日本語のツイートの下にモンゴル語でもツイートしていたのが、画面にはっきりと映っていた。しかしそれについて何の言及もなかった。なにかモンゴル力士の母語は無視されている感じがして、それだけでも日本人の狭量な部分を垣間見るような気がして厭だった。そういう空気を彼らは感じているということはないのだろうか。モンゴルは近くにある国である。もう少し興味を持ってもいいのではないか。そしてもっと敬意を持つべきだろう。その言語や文化にも。あんなに日本に溶け込もうと努力している人たちを、属国の人間でも見るかのような態度はちょっと恥ずかしいと思う。
モンゴル語も、手近な読書の目標があればいいのだが。大学書林で昔出版されたチョイザムツィン・オイドブの『道(Зам)』という戯曲の対訳本は読んだけれども、その後に何を読んだらいいのだろうか。新聞記事を探せばあるはずだけれども、なにかもっと人の息吹が感じられるものがあればなあ、とは思う。ネットで名作などが無料で入手できないか、などと虫のいいことを考える。
まあしかし、まだ読書云々を言えるレベルではないので、もう少し頑張ってから考えよう。
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プロフィール

井上孝夫

Author:井上孝夫
多言語の学習・研究、多言語読書を長年続けています。著書に新潮新書『世界中の言語を楽しく学ぶ』『その日本語、ヨロシイですか?』あり。マンガ・イラストの別ブログ「スケッチ貯金箱」もやっています。

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