会社員生活の締めとその後

 私の会社員生活は来年の六月でおしまいだから、あと残った期間の学習はそのことをよく計算に入れて運ばないといけないことに気付いて来た。
 いままでは細切れの時間を上手く使う、という方向性で方法を研ぎ澄ませてきたつもりだが、ある程度時間のコントロールが利くようになった時、同じようなやり方では上手くいかないだろう。それに合わせた方法を考えなくてはならない。
 しかしあと一年半弱は、従来の生活である。だから切り替えの時期に各々の学習がほぼ区切りを付けられるようにメニューを工夫しないといけない。結構な難題である。
 通勤がなくなるから窮屈な思いで学習や読書をしなければならない状況から解放されるのは嬉しい。しかしその分物事が捗る、と考えるのは甘いだろう。人間は弱いものだから、楽になるとそれに甘えてしまう。モチベーションのコントロールという、最も厄介な課題が出現するのである。
 しかし音声教材など、いままではすべて前もって調べてから聴く、としていたものが、いきなり聴きながら学習していくという、本来は当然のやり方で出来るのは、ちょっと楽しみである。
 しかし本の講読などは、かなり意識的に一日のルーティーンに組み入れないと難しいだろう。しかしこれは一番やりたいことでもあるので、うまい方法を見つけたい。
 あと一年半の過ごし方と、それ以降の過ごし方、両方を考えなくてはならない。
 とはいうものの、遊んで暮らせる身分ではないので、フリーでの収入の道も何らかの形で求めなくてはならないから、とても気楽というわけには行かない。楽隠居などいつの時代の話か、という感じである。これが一億総活躍、ってものなんでしょうか。
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ご丁寧なコメントありがとうございます。
同じような道を歩まれている方がいることを知り、大変心強く感じます。
多言語学習を始めた時は、一生人には理解されないかもしれない覚悟もしていました。
実際、語学はもっぱら功利的に考えられていて、それがもたらしてくれるもっと広くて深いものに関心の無い人があまりにも多いのです。
語学は、実利に役立っても、役立たなくても、どちらでもよいのだと思います。
インターネットで写真を見て、簡単に旅行でそこへ行って、もう全て知ってしまったような気になるなら、世界はずいぶんと貧弱なものになるでしょう。
言語を学ぶことでしか得られないものはきっとあるはずです。
これからも大いに言語を学ばれて、生徒の皆さんにそれを伝えて行かれるよう期待しております。とても大きな仕事だと思います。
プロフィール

井上孝夫

Author:井上孝夫
多言語の学習・研究、多言語読書を長年続けています。著書に新潮新書『世界中の言語を楽しく学ぶ』『その日本語、ヨロシイですか?』あり。マンガ・イラストの別ブログ「スケッチ貯金箱」もやっています。

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