たまには冒険を

 グーテンベルク・プロジェクトのサイトから、ハンガリー語の原典を入手(プリントアウト)して読んでみることにした。カールパーティ・アウレールという作家のものだが、その業績については全く知らない。ジャーナリストにして作家・批評家だった人らしい。1963年に亡くなっている。没年の比較的新しい人を選んでみたのだが、本当にこれは偶然である。とにかくハンガリー語の原文を読む、ということのためにあてずっぽうで選んだのである。こういうものは、「天の神様の言う通り」で、運に任せるしかないのである。むずかしい語彙の出てくる文章を苦労して読むと、標準的な語彙が逆に定着しやすいというのは、今までもなんとなく経験的に感じていたので、ちょっと背伸びしてみようと思う。もっとも電車の中で限られた時間しか出来ないから、作品云々のレベルまでは行かないだろう。しかしそれでも魅力を感じるような作品だったら儲けものである。
 同様に、チェコ語もカレル・チャペックの戯曲『Loupežník(盗賊)』をコピーして読むことにする。これも無謀だが、こういう無茶なことをやってみるのも語学学習の楽しみではあるのだ。基礎固めと冒険と、両要素が必要な気がする。基礎の方は、相変わらず『まずはこれだけ〜』シリーズをしつこく聴いている。また、単語集も延々と調べ&暗記の毎日である。ドイツ語は会話集を電車で読み、土日と毎日寝る前に『すぐに話せる ドイツ語単語集』を聴くことにしている。
 というわけで、三言語一色になりつつあるのだが、イタリア語も多少はやる必要があるし、戦線縮小したとはいっても、その他の言語も細々と続けているものがあるので、旅行が済むまではてんやわんやの毎日、ということになりそうである。しょうがないなあ、性分だから。
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プロフィール

井上孝夫

Author:井上孝夫
多言語の学習・研究、多言語読書を長年続けています。著書に新潮新書『世界中の言語を楽しく学ぶ』『その日本語、ヨロシイですか?』あり。マンガ・イラストの別ブログ「スケッチ貯金箱」もやっています。

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