まとめて近況を

ここのところ、少し学習状況が動いたので、まとめて記す。

『まずはこれだけ ハワイ語』(国際語学社)の調べ終了。『まずはこれだけ アイスランド語』の調べ開始。
『土家语简志』文法まとめ終了。『撒拉语简志』の文法まとめに着手。
『タイ語読解力養成講座』(めこん)読了。

『まずは〜』シリーズは、分量は少ないけれども基本的なフレーズが載っていて、他に音声教材の手頃なものがない場合重宝するシリーズ。ハワイ語はいくつか教材が出ているけれども、直感的にこれを選んだ。調べてみると、手許のハワイ語辞典に出ていないような単語や表現が出てくる。確かにハワイ語は、ニイハウ島という特別な隔離環境に置かれた少数のハワイ人以外、ネイティブ話者が日常話しているという言語ではないから、現代語としての会話体は、語彙といい表現といい、新たに作らなければいけない部分が多いのだろう。昔文法書で教わったようなハワイ語のままではないのである。
 土家語(トゥチャ語)の文法記述に手を焼いたので、次の中国少数言語として撒拉語(サラール語)というチュルク語派の言語を選んだ。この言語は青海省・甘粛省で話されている。ということは、新疆ウイグル自治区のウイグル語より東に位置する言語、ということになる。これは迂闊(うかつ)だった。何となくチュルク語派でウイグル語が東端に位置しているように思っていたが(シベリアのサハ語〔ヤクート語〕は別として)、それより東にも存在していた。もう一つ、甘粛省にユーグ語(裕固語)というのもある。これもいずれやってみたい。チュルク語派は差異が少なく、サラール語と西端のトルコ語もある程度会話が通じるという。確かにサラッと眺めただけでも似た感じである。比較的まとめ易いとは思うが、音変化のところでいきなり躓いた。これも中国人である筆者の音の分類が中国語的な分類で、音変化の説明とうまく噛み合っていないのである。困ったものである。近隣諸語から類推するしかないだろう。文法家の母語まで考慮しなくてはならないとは。
 タイ語はようやく終えた、という感じ。復習した方がよいのだろうが、このまま上級の読本に移る、という手もある。かなり無茶だが、時間との兼ね合いも考えなくては。
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井上孝夫

Author:井上孝夫
多言語の学習・研究、多言語読書を長年続けています。著書に新潮新書『世界中の言語を楽しく学ぶ』『その日本語、ヨロシイですか?』あり。マンガ・イラストの別ブログ「スケッチ貯金箱」もやっています。

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