ロシア語、中国語その他雑感

 ドストエフスキーの『白夜』(белые ночи)の原文読解を始める。ドストエフスキーといえば重厚長大なイメージがあるが、これは短編。原文で読んだことがないので、どんな文章の感触なのか少し楽しみである。
 ダルマチア語原文の読解を終了。名残惜しいが、これが読める全てなので仕方がない。また後日繰り返して読むこともあるだろう。
 
 ネットの記事で、今の中国の若い人は「竜頭蛇尾」などの言葉も知らないといった趣旨のものがあった。古典の知識、成語の知識が足りない、どういう教育をしているのだといった主張らしいが、確か現代中国語では「竜頭蛇尾」ではなくて「虎頭蛇尾 」というのではなかったか。意味は同じである。これは小中学生でも知っている成語らしいから、それぞれの国でどちらの成語を使っているのか、という違いに過ぎないのではなかろうか。漢字圏の知識は自分たちが最も詳しいと思っていると、思わぬ誤解をするという例ではないだろうか。
 他国の言語政策を評価するのは難しいことである。
 
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プロフィール

井上孝夫

Author:井上孝夫
多言語の学習・研究、多言語読書を長年続けています。著書に新潮新書『世界中の言語を楽しく学ぶ』『その日本語、ヨロシイですか?』あり。マンガ・イラストの別ブログ「スケッチ貯金箱」もやっています。

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