やっと終わった。

 『実用マラーティー語会話』の調べをやっと終える。長かった。
 文法は済ませていたが、辞書が無い。いや、あるのだが、イギリス統治時代のインドで編纂されたものだから、現代語が出ていないケースが多く、同じ語形でも意味が変わっていたりして使いにくい。またスペルも若干揺れがある。
 文法書に付いていたグロッサリーが意外と使えたので、それに推測も交えて書き込みをしつつ、文法項目も実例に合わせて文法ノートに書き込み、付け足しをしつつ、まさに牛歩の如きペースで進めていたものである。ただ録音があるので、調べてしまえば有用なテキストである。
 その代わりとして、こんどは『マラヤラム語文法』(山ノ下達、武田書店)を読む。これには録音は無い。既にまとめた文法ノートを参照しつつ、現代語の実例を読んで行く。辞書はあるが、これも使ってみないと「使える」かどうかは分らない。文法も相当書き換え、付け足しをしなくてはならないだろうと予想する。
 現代インドの言語はヒンディー語、ベンガル語を除くと実に教材が少ない。海外のものも数が少ない感じがする。奇特な出版者の熱意にすがるしかない状況である。世の中不況で、実用にならない語学書はますます出版される可能性が少なくなっている。
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井上孝夫

Author:井上孝夫
多言語の学習・研究、多言語読書を長年続けています。著書に新潮新書『世界中の言語を楽しく学ぶ』『その日本語、ヨロシイですか?』あり。マンガ・イラストの別ブログ「スケッチ貯金箱」もやっています。

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