なんとなく今年の抱負

 2014年も明けて、今年はどんなものに取り掛かろうか、と考えている。
 年末にルクセンブルク語の入門文法をまとめて、そのあとダウール語(中国の少数民族の言語。モンゴル語に近い)の文法にとりかかり始めた。中国の少数民族語は、その昔、民族出版社というところから『○○簡志』というシリーズで入門書が揃って出版され、それをやみくもに買い集めたのがまだ手つかずのまま手元に大分残っている。もちろん読んでまとめ終えたものもある程度あるのだけれども、多くが未修である。長年気にはなっているのだが、どうしても他の言語に手を取られて、思うように進んでいなかったものだ。
 今までにいくつ外国語の文法を学んだのか、もう自分でもよく分からない。そもそもこの言語をはたして学習したのだったかはっきり思い出せない、というものもあるのだからお話にならないのである(もちろん文法ノートを探せばはっきりするのだが)。数年前に170言語くらいだったか、と思った記憶があるが、今は180言語以上になっているのだろうか、と考える。しかし例えば白水社の『日本語の隣人たち』などに3課ずつぐらい取り上げている言語などは、それを読んでまとめただけで「学習した」ことになるのかどうか。そういう言語による濃淡差がありすぎて、はっきり「×種類の言語を学習しました。」と言えないのがもどかしくもあり、面倒でもある。どっちにしたって世界には数千の言語があるそうだから、それに比べたら微々たるものだ。大した問題ではないのである。学習すればするほど、人類の言語という海の厖大さにただただ唖然とするばかりだ。
 それでも手に入った文法書は「縁のあった言語」のものだろうから、やはり一度は目を通してまとめたいと思っている。たとえ他の多くの既習語のように「すっかり忘れて」しまっても、である。
 そういう落ち穂拾いの少数言語学習と、メインの十数種類〜二十種類くらいの大言語のブラッシュアップ(会話できるようにするもの、読書できるようにするもの、などいろいろ)が、今後の中心課題になるのだろう、とぼんやり思っている。体が続く限りは、やっていきたいものである。
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テーマ : 語学の勉強
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

井上孝夫

Author:井上孝夫
多言語の学習・研究、多言語読書を長年続けています。著書に新潮新書『世界中の言語を楽しく学ぶ』『その日本語、ヨロシイですか?』あり。マンガ・イラストの別ブログ「スケッチ貯金箱」もやっています。

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