『日本語の隣人たちⅡ』

新年早々、白水社から『日本語の隣人たちⅡ』という本が出た。
ニューエクスプレス・シリーズという定評ある語学シリーズの1冊で、
前回の『日本語の隣人たちⅠ』に続くもの。
今回はシベ語、オイラトモンゴル語といった中国国内の少数言語、絶滅した樺太アイヌ語(おそらく記録された録音から取ったのだろう)、また長らく聞きたいがあきらめていたブータンの公用語ゾンカ語、さらに小笠原諸島の方言と思われる「小笠原語」その他バラエティに富んだラインアップで、今から手に入れて読むのが待ち遠しい意欲的な出版である。
長い不況で、語学書の世界も「実用的な、あわよくばお金になるための」語学書ばかりで飽き飽きしているが、このシリーズだけは志の感じられる優れたシリーズとなっている。監修の中川裕さんはアイヌ語研究の第一人者で、実は大学で同時期に言語学科に在籍していたことがあり、彼が監修しているなら信用できるし内容も期待できる、と思い、長い事中断していたこのブログに久々に一言書いておこうと思った次第である。
これを機に、また時折何か思いついたことを書いて行こうかと考えている。
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テーマ : 言語学・言語論
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

井上孝夫

Author:井上孝夫
多言語の学習・研究、多言語読書を長年続けています。著書に新潮新書『世界中の言語を楽しく学ぶ』『その日本語、ヨロシイですか?』あり。マンガ・イラストの別ブログ「スケッチ貯金箱」もやっています。

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