『神曲』天国篇

『神曲』は天国篇に入った。第6歌まで来ている。
なにやらずっと飛行を続けていて、現在月から水星の近くを飛んでいる。
このまま行くと太陽に向かってしまうが、どうなるのだろうか。
ベアトリーチェは煉獄篇の終わりでみせた厳しい態度とは打って変わって、
優しい笑顔でダンテに語りかけている。
これは少しほっとする。
しかし彼女は光り輝いている。
水星の空で出会う魂たちも目もくらむほど輝いているらしく、
地獄篇や煉獄篇のような姿形の描写は見えない。
この浮遊する魂たちのイメージはちょっと新鮮だった。
天体の描写が出てくると、現代人はなまじの天文の常識が邪魔をして、
詩人のイメージをうまく捕えられるだろうか、と心配ではあるが、
どういう新鮮な描写が現れるか、楽しみにしつつ読み進む。
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テーマ : 洋書多読
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

井上孝夫

Author:井上孝夫
多言語の学習・研究、多言語読書を長年続けています。著書に新潮新書『世界中の言語を楽しく学ぶ』『その日本語、ヨロシイですか?』あり。マンガ・イラストの別ブログ「スケッチ貯金箱」もやっています。

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