ブルトン語、調べ終わる。

 やっとのことで、Assimilのブルトン語の調べが終わった。2012年6月に始めたのだから3年半近くかかっている。元はと言えば、若いころ8万円もする(流通上のマージンを乗せられてそうなっていたのだろう)カセットテープのコースを買ったのに、ろくに聴きもしないうちにテープは劣化、結局全くの無駄になってしまったことに対するリベンジだったのだが、なんとか調べを終えるところまで来た。
 あとは聴くだけ、なのだが、あいにく左耳の調子が悪くて今リスニングは控えているところである。医者には軽度の難聴だと言われた。ちょっと厄介なのだ。治療についてはよく考えないと。
 電車の中ではいつも右耳だけで聴いているのだから、関係ないと言えば言えるが、あまり右耳まで酷使してそちらまで悪くしたら事である。無理せずにやる方法を見つけなくてはならない。あせらず考えよう。
 ブルトン語の後には同じくAssimilのバスク語を持ってきた。大学書林の会話練習帳はやったことがあるが、この言語に慣れるにはちょっと足りないので、やはりこれはベストの教材だろう。文法はすでにやっている。助動詞の活用がひどく複雑・多彩で、この言語の肝(きも)である。ちょっと楽しみ。
 イタリア語の講読を、カルヴィーノの短編からジョヴァンニ・ヴェルガの短編に切り替えた。カルヴィーノも悪くはなかったが、いま一つ自分の奥底にまで届く感じがしなかったので区切りを付けた。いつも言うことだが、私は評論家でも何でもないので、作家の客観的評価はしない。自分にとってどういうものだったか、という感想だけである。ヴェルガの“Nedda”という短編は昔読んだものだが、私の好みには合っていた記憶がある。それをもう一回読み直す。他の作品も少し読んでみようと思う。
 こう考えてくると、やはり今後は「読む」ことがなおさら重要になってくるような気がしている。
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プロフィール

井上孝夫

Author:井上孝夫
多言語の学習・研究、多言語読書を長年続けています。著書に新潮新書『世界中の言語を楽しく学ぶ』『その日本語、ヨロシイですか?』あり。マンガ・イラストの別ブログ「スケッチ貯金箱」もやっています。

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