世界の新聞報道

世界のあちこちで暴動が起きている。
انطلاق مظاهرات يوم الغضب بمصر 
『アル・ジャジーラ』紙は「エジプトで怒りの日のデモ勃発」と報じている。
『サヒーファ・イクティサーディーヤ・エレクトローニーヤ』(電子経済新聞)紙は、
لبنان يهتز في «يوم الغضب» 
「レバノン、『怒りの日』に震える」
と伝えている。
 この二つは、性質の違うデモのようだ。エジプトのそれは、チュニジアの政権転覆をネットで(フェイスブックで)知り、同じような圧制に苦しむ民衆が起こしたもののようだし、レバノンのそれは政治と宗派の絡み合いから発生したものらしい。それにしても「怒りの日」というのは、アラブの共通の表現のようだ。
アルバニアでも暴動が起こり、3人が死亡したという。
Gazeta Shqip(アルバニア新聞)では、
Tiranë, arrestohen dhe dhunohen 113 demonstrues(「ティラナ、113名のでも参加者が逮捕・暴行を受ける」)と報じている。これも現首相への不満から発生したもののようだ。
つい先だっては、ローマでベルルスコーニ首相再選に怒った若者たちが暴動を起こした。
世界のいろいろな新聞を見ていると、実にさまざまな動きが起きている。日本は沈滞しているが、やはり平和である。見出しだけでも調べて読めれば、世界がいかに広いか、物の見方も国によりけりだ、ということが分かる。一般に言われているように英語だけがネットの世界を席捲しているような言説が、いかに偏った物の見方であるかが一目瞭然である。英語目線の世界通になっても、やはりそれは英語のバイアスが掛かった見方に過ぎないのだ。
(アラビア語の約物〔括弧〕がうまく入れられませんでした。ご容赦を。)
スポンサーサイト

テーマ : 洋書多読
ジャンル : 学問・文化・芸術

プロフィール

井上孝夫

Author:井上孝夫
多言語の学習・研究、多言語読書を長年続けています。著書に新潮新書『世界中の言語を楽しく学ぶ』『その日本語、ヨロシイですか?』あり。マンガ・イラストの別ブログ「スケッチ貯金箱」もやっています。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード