比較会話学習

先日チャットカフェに参加した流れで、
今スペイン語とフランス語とイタリア語の
会話における表現の比較学習をしている。
材料は「すぐ話せる○○語単語集」シリーズ(ナガセ)で、
何回も聴いたこの会話集を、
「この表現は他の2言語ではどう言うか?」と考えつつ
電子辞書等で調べて書き込んでゆく。
もちろんその前に頭の中で作文してみる。
すると、似ているはずの3言語の意外な違いに気付くとともに、
一番スタンダードな言い方はどれか、とか、
三者の微妙な差も分かって、面白い。
たとえば「~するのは難しい」という言い方は、
イタリア語は「difficile da+不定詞」
スペイン語は「difícil de+不定詞」
フランス語は「difficile à+不定詞」
というふうに、形容詞のあとの前置詞が微妙に違う。
単一言語をやっている時は、単なるフレーズでしかなかったものが、
比較することで、より意識的に記憶できる。
これは同一語派の言語をブラッシュアップさせるには
どうしても必要な手続きだろう。
単語の違いも、同一語源のものが絶対に使えない場合と、
使ってかまわない場合、若干意味のズレが生じる場合と、
いろいろある。
面倒でも、この教材にでてくる語については一応調べようと思う。
会話学習の幹にしている教材を、もっと太い幹にすることが、
あれこれ手を出すより、結局は近道のような気がする。
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テーマ : 語学の勉強
ジャンル : 学問・文化・芸術

プロフィール

井上孝夫

Author:井上孝夫
多言語の学習・研究、多言語読書を長年続けています。著書に新潮新書『世界中の言語を楽しく学ぶ』『その日本語、ヨロシイですか?』あり。マンガ・イラストの別ブログ「スケッチ貯金箱」もやっています。

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